車両更新(橋北分署救急車)

救急車 車両更新

 一般社団法人日本損害保険協会から宮津与謝消防組合に「高規格救急自動車」が寄贈され、12月14日に同協会近畿支部京都損保会 会長 西尾大樹様をはじめ、多くのご来賓の方々の出席のもと受納式を執り行いました。
 受納式では、西尾会長から城﨑管理者に目録が、石倉消防長にマスターキーが手渡され、城﨑管理者が西尾会長に謝辞を伝えました。
 同協会からの高規格救急自動車の寄贈は、平成21年度に続き2台目となります。
 この高規格救急自動車は宮津与謝消防署 橋北分署へ配備します。
 宮津与謝消防組合では、この救急自動車を有効に活用し、今後もさらなる救命率の向上を目標に、皆様の安全・安心の確保に努めてまいります。


寄贈救急自動車事業とは

 一般社団法人 日本損害保険協会では、地域の防災力強化や救急医療体制の整備を目的として、軽消防自動車、高規格救急自動車の寄贈事業を行っており、救急自動車の寄贈は1971年度から継続されています。
 また、救急救命士制度の発足に伴い、1991年度からは高規格救急自動車の寄贈を続けておられ、これまでの救急自動車累計寄贈台数は1,675台(うち高規格救急自動車は286台)にのぼります。


寄贈された高規格救急自動車の詳細

 寄贈された救急車は、救急隊員が活動するために十分な広さを確保しつつ、救急救命士が高度な救急救命処置を十分に行うことのできる設備を装備する最新型の救急車で、車内には、高度救命処置用資機材を積載するほか、ストレッチャーの揺れを軽減する磁気ダンパー式防振ベッド、感染防止対策としてオゾンガス発生装置を備えています。
 また外観には、反射材を多く使い、視認性を高め安全性の向上を図りました。

【主要な諸元】
 車種:トヨタ ハイメディック4WD
 乗車定員:7人
 総排気量:2,693cc
 出力:118kw(160ps)
【主な架装】
 ○自動調光式赤色警光灯
 ○照明装置 LED作業灯×5灯
 ○再帰性反射材
 ○オゾンガス発生器 
 ○磁気ダンパー式防振ベッド
 ○調光機能付室内照明
【主な資機材】
 ○自動体外式除細動器(AED)
 ○患者監視装置
 ○人工呼吸器
 ○酸素吸入装置
 ○心電図伝送装置
 ○特定行為資器材(気道確保・静脈路確保・血糖測定等)
 ○各種担架(バックボード・スクープストレッチャー・レスキューシート)